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【数字が苦手でも業績が爆発的にあがる! 数値化メソッド見るだけノート】

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目次

インフォメーション

題名数字が苦手でも業績が爆発的にあがる! 数値化メソッド見るだけノート
著者三木雄信 監修
出版社宝島社
出版日2022年7月
価格2,180円(税込)

組織の問題や仕事上の課題について、数値化して解決する「数値化メソッド」をイラストで図解!

ソフトバンクで孫正義社長の秘書を務めた監修者が、クレーム対応で混乱していたヤフーBBを立て直す際、編み出した独自のメソッドです。

問題を分類し、大きなものから対処するといった問題解決アプローチが中心で、数字が苦手な方もまったく心配はありません。

小学校の算数で習う四則演算さえわかれば実践可能なテクニックを解説します。

【目次】

Chapter 1 数値化のすごい力

Chapter 2 「数値化」を使った最強の仕事術

Chapter 3 できるビジネスパーソンは「数値化された指標=KPI」を使いこなす

Chapter 4 間違った数値化には要注意! 数字のワナやマジックに気をつける

Chapter 5 絶対知っておくべき数字の法則

Chapter 6 「数値化」によるビジネス必勝法

引用:宝島社

ポイント

  • 問題を数値化して考えることには、多くのメリットがある。数値化は、すべてのビジネスパーソンにとって必須ともいえる、最強の思考法なのだ。
  • KPIとは、企業や組織が掲げる最終目標である「KGI(重要目標達成指標)」を達成するために、重要となるプロセスを数値化した指標である。KPIを設定することで、「目標を達成するために、今、何をどれだけ行えばよいのか」が明確になる。
  • 著者は本書を通して、目的を達成するために必要な数字は、自ら取りに行くべきだという「攻めの数値化」を強くすすめる。

サマリー

数値化は最強の思考法

本書は、数字が苦手だと感じているビジネスパーソンでも、数値化思考を身につけ、仕事の質やスピードを高められるように書かれた一冊である。

著者は、ソフトバンクの孫正義社長のもとで学んだ後、起業し、さまざまな組織を支援する中で数値化仕事術を体系化してきた。

本書では、そのメソッドとノウハウが分かりやすくまとめられている。

著者は、多くの企業が「間違った数値化」を行っているために、成果を上げられていないと指摘する。

本来、数値化の目的は問題解決にあるにもかかわらず、数値化すること自体が目的になっている企業が多いというのだ。

本書の大きな特徴は、「見るだけノート」というタイトルの通り、数字に苦手意識がある人でも、すぐに実践できるようにまとめられている点にある。

問題を数値化して考えることには、多くのメリットがある。

まず、目標を数値化することは、目標達成のための重要な要素となる。

また、問題を数値化することで解決への糸口が見え、何から優先して取り組むべきかも明確になる。

さらに、上司や周囲の人を説得する際にも、数字は大きな力を発揮する。

数値化は、すべてのビジネスパーソンにとって必須ともいえる、最強の思考法なのだ。

仕事の成果に直結する「変数」

数字には、一定の値を取るもの(定数)と、さまざまな値を取るもの(変数)があり、ビジネスで成果を上げるためには、「変数」を見つけ出すことが必要だという。

「y=ax+b」という一次方程式では、aとbが定数、xとyが変数であり、yという結果を高めるためには、xを変えるしかない。

仕事でも同様に、成果を変えるためには、成果に影響を与える変数を見つけることが重要になる。

では、どうすれば変数を見つけられるのか。

著者は、自分の作業工程を時系列で見直すことをすすめる。

システム販売の営業であれば、まず「①アポを入れる→②試用期間に試してもらう→③契約する」という作業工程に分ける。

①のアポ数を増やすことで②、③も増えるのであれば、アポ数が成果を左右する変数だと考えられる。

一方、①を増やしても②、③が伸びない場合や、③の契約だけが伸びない場合には、②や③の工程に別の変数があることになる。

著者は、「変数探し」はビジネスの肝であり、変数は必ず数値化できるものだと述べる。

また、ビジネスでは変数となるものが増えていく傾向があるため、まずは3つ程度に減らし、最終的には一つに絞り込む。

そして、成果に最も大きな影響を与える変数から取り組むことが重要だという。

数値化された指標=KPI

成果に直結する変数を見つけたら、それを具体的な数値として管理していく。

その際に重要になるのが「KPI(重要業績評価指標)」である。

KPIとは、企業や組織が掲げる最終目標である「KGI(重要目標達成指標)」を達成するために、重要となるプロセスを数値化した指標である。

KPIを設定することで、「目標を達成するために、今、何をどれだけ行えばよいのか」が明確になる。

つまり、最終的な成果だけを見るのではなく、成果につながる行動を数値で把握し、改善していくための仕組みなのである。

本書では、KPIマネジメントを効果的に実践する方法について、さまざまな事例を通して解説している。

例えば営業活動では、売上や利益につながる行動を数値化しやすいため、KPIも比較的設定しやすい。

ここで重要なのは、営業スタッフに対して「達成可能なKPI」を設定することだという。

管理職側からすれば、より高い目標を掲げたくなるかもしれない。

しかし、達成が著しく困難な数字を設定すれば、スタッフのモチベーションが低下し、かえって成功する確率も下がってしまう。

実現可能な数字を掲げ、前向きに取り組める状態をつくることが、成果につながっていくのだ。

本書ではほかにも、サブスクリプションビジネスやWebマーケティングなどの事例を取り上げながら、適切なKPIの設定方法が紹介されている。

攻めの「数値化」を身につける

著者は本書を通して、目的を達成するために必要な数字は、自ら取りに行くべきだという「攻めの数値化」を強くすすめる。

例えば、出版社の書籍編集者であれば、読者ハガキや問い合わせの電話、ネット上の評判など、日々の仕事の中でさまざまな情報に触れている。

こうした売上の数字だけでは見えてこない情報も、自ら集めて数値化することで、客観的に捉え、周囲にも分かりやすく伝えられるようになる。

すでに与えられている数字だけを見る「受け身の数値化」ではなく、目的に必要な数字を自ら見つけ出し、数値化する。

それこそが、自分にしかできないオリジナルの「攻めの数値化」なのである。

著者自身も、仕事の問題解決に数値化を活用することで、感情に流されずに判断できるようになり、やるべきことが明確になったという。

そして数値化が組織に浸透すれば、管理職だけでなく、一人ひとりが数字をもとに自ら考え、行動できるようになる。

数値化とは、単に数字を分析するための技術ではない。

問題を明らかにし、正しい判断を導き、具体的な行動へとつなげるための思考法なのである。

From Summary ONLINE

本書は、ソフトバンクの孫正義氏のもとで学んだ著者が、これまでの経験を通して培った「数値化仕事術」を、豊富な事例とともにわかりやすく解説している。

「見るだけノート」というタイトルの通り、図やイラストがメインで、難しい計算や専門知識がなくても理解しやすいのが魅力だ。

数値化というと、数字を分析することに目が向きがちだが、本書を読むと、数字は問題を発見し、次の行動を決めるための身近なツールであることがわかる。

仕事の優先順位を明確にしたい人や、感覚だけに頼らず成果につながる判断ができるようになりたいビジネスパーソンにおすすめしたい一冊だ。

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