インフォメーション
| 題名 | 29年現場を見続けた住宅コンサルタントが教える50代・60代のための「長野県での家づくり」完全ガイド |
| 著者 | 池原純一 のぞみ |
| 出版社 | エル書房 |
| 出版日 | 2025年10月 |
| 価格 | 580円(kindle版) |
長野県で家を建てるなら、まずこの一冊を読んでください。
こんな悩みを抱えていませんか?
「何から始めたらいいか、さっぱり分からない…」
「この予算で、本当に家なんて建つの?」
「そもそも、どこの会社に相談すればいいの?」
「しつこい営業が来るのは嫌」
家づくりを始めるほとんどの方が、あなたと全く同じ気持ちでスタートします。
この本は、そんな「家づくり初心者」のあなたのための、最初のガイドブックです。
それだけではありません。
家づくりを通して「かなわない夢はない」「望む人生を手に入れよう」も実現できるよう、ご案内することを約束します。
この本が、あなたに約束すること
この本で、あなたに一番伝えたいことは、たった一つです。
家づくりの成功は、9割が「信頼できるパートナーを見つけられるか」で決まります。
考えてみてください。
あなたの不安に寄り添い、最高の資金計画を考えてくれるのは誰でしょう?
見えない壁の中まで、手を抜かずに工事をしてくれるのは誰でしょう?
そして、家が完成した後も、ずっと家のことを相談できるのは誰でしょう?
すべては、あなたが選ぶ建築会社や、その担当者なのです。
だからこの本は、ただのノウハウ本ではありません。
あなたが最高のパートナー(建築会社)と出会い、心から満足できる家づくりをするための本です。
本書を読み終える頃には、あなたは、
・家づくりの不安の正体と、どうすればいいかが分かります。
・たくさんの情報にまどわされず、自分たちの「大事なこと」が分かります。
・広告の言葉にまどわされず、本当に信頼できる会社を、あなた自身の目で見抜く力が手に入ります。
家づくりは家族の未来を語り合う、人生で最高にワクワクするイベントです。
住宅会社に連絡する前に、まずこの本を開いてみてくださいね。
引用:Amazon
ポイント
- 本書は、建築現場を29年見続けたコンサルタントが、心から満足できる家づくりのために記した一冊である。
- 著者は、「家づくりで最も大切なことは何か」と問われれば、迷わず「最高の『家』ではなく、最高の『パートナー』を探すことだ」と答えるという。
- 本書は「長野県での家づくり」に焦点を当てている。長野県の諏訪・松本・伊那といった地域ごとに異なる気候風土と暮らしの文化が存在し、こうした条件下では、家づくりに求められる性能や工夫も大きく変わる。
サマリー
音声で聴く
家づくりの不安はなぜ生まれるのか
本書は、建築現場を29年見続けたコンサルタントが、心から満足できる家づくりのために記した一冊である。
著者は、家づくりの初期段階で多くの人が陥る「5つの心理的な罠」があると指摘する。
その一つが、「これで大丈夫だろうか」という漠然とした不安である。
家づくりは金額が大きく、さらに情報も多いため、何が正解かわからなくなり、不安が膨らんでいく。
著者は、その対処法として不安の「見える化」をすすめる。
お金や性能など気がかりを一つずつ書き出すことで、整理しやすくなるというのだ。
また、「一生に一度だから」と気が大きくなり、金銭感覚が鈍る罠もある。
オプションを重ねた結果、予算を超えてしまうケースは少なくない。
これを防ぐには、建物費だけでなく諸費用や家具・家電まで含めた「総予算」をあらかじめ決め、その範囲を意識し続けることが重要である。
著者は、こうした罠に気づき、自分の状態を客観的に捉えることが、後悔しない家づくりの第一歩であると説いている。
成功を左右する「パートナー」という存在
著者は、「家づくりで最も大切なことは何か」と問われれば、迷わず「最高の『家』ではなく、最高の『パートナー』を探すことだ」と答えるという。
この考えは、長年にわたる建築現場での経験から導き出された結論である。
著者は、家づくりを単なる買い物ではなく、「人生をかけたプロジェクト」と位置づける。施主はそのプロジェクトのリーダーであり、建築会社や担当者は共に進めるパートナーであるというのだ。
家づくりには、予算や設計の制約、予期せぬトラブルといった多くの課題が伴う。
だからこそ、それらを共に乗り越えられる信頼関係が不可欠となる。
一方で、多くの人は「どんな家を建てるか」に意識を向け、カタログや展示場を見比べることから始めてしまう。
しかし著者は、「どんなパートナーと進めるか」を見極めることこそが、家づくりの成否を分ける最も重要なポイントであると強調しているのだ。
地域性が問う「パートナーの質」
本書は「長野県での家づくり」に焦点を当てている。
長野県の諏訪・松本・伊那といった地域ごとに異なる気候風土と暮らしの文化が存在し、こうした条件下では、家づくりに求められる性能や工夫も大きく変わる。
特に長野県は、日本有数の寒冷地であり、「いかに少ないエネルギーで家全体を快適に保つか」が重要で、高い断熱・気密性能に加え、日射のコントロールや結露対策など、専門的な知識と技術が不可欠なのだ。
しかし、全国一律の仕様を前提とする住宅では、こうした地域特性に十分対応できない場合が多い。
その点、地元に根ざした工務店は、風向きや日差し、生活動線まで踏まえた提案、例えば、冬の冷たい風を避ける窓配置や、夏の日差しを和らげる植栽の工夫など、暮らしに即した設計が可能となるのである。
さらに、車中心の生活や積雪を前提とした動線、スタッドレスタイヤの収納計画なども重要な要素となる。
こうした点を踏まえると、特定の地域での家づくりには、その地域の特徴を深く理解したパートナーの存在が、家づくりの質を大きく左右するのだ。
見るべきはモデルハウスではない
本書では、家づくりを成功に導くための考え方や具体的な行動が丁寧に示されている。
中でも著者が強く訴えるのが、「最高のパートナーを見極める視点」である。
その核心として提示されるのが、「モデルハウスではなく、建築中の現場を見るべきだ」という考え方だ。
カタログや展示場は企業の「よそ行きの顔」に過ぎず、本当の姿は日々の現場にこそ表れるという。
つまり、完成された空間ではなく、つくられている途中の姿にこそ、その会社の本質が現れるのである。
では、現場のどこを見れば、その会社の姿勢や考え方が見えてくるのか。
整理整頓や職人の振る舞いといった一見些細な部分に、どのような意味があるのか。
本書では、その具体的な視点と見極め方が、長年の現場経験に基づいて丁寧に解説されている。
また、こうした視点を持つことで、情報や見た目に左右されることなく、自分にとって本当に信頼できるパートナーを選ぶことが可能になる。
家づくりにおいて重要なのは「何を選ぶか」以上に、「誰と進めるか」であるという著者の主張が、より現実的な形で理解できる。
家づくりに不安を感じている人ほど、その答えは知識の量ではなく、「どこを見るか」という視点にあることに気づかされるだろう。
本書は、その視点を手に入れるための一冊であり、読み終えたときには、自分自身の判断に自信を持てるようになるはずだ。
From Summary ONLINE
家づくりに不安を感じている人に、そっと寄り添ってくれる一冊である。
長野県での家づくりを題材にしながらも、その本質は「地域の特性に合わせて暮らしを考える」という普遍的な視点にある。
気候や風土、生活スタイルに目を向けることで、家づくりの考え方が現実的で納得のいくものへと変わっていく。
著者自身が、施主にとっての最良のパートナーであろうとし続けてきたからこそ、現場から見える気づきが随所にちりばめられている。
これから家づくりを考える人はもちろん、自分らしい暮らしを見つめ直したい人にも手に取ってほしい一冊である。